このブログについて

「より新しい世界を探求するのに遅すぎるということはない」ロバート・ケネディ

  1. 良い習慣を身につければ人生は改善されます。このサイトは、古今東西の知恵から、自己改革に必須の習慣を整理・分類しています。
  2. 美しい言葉・お話も時々紹介したいと思います。 (お勧め:☆赤ちゃんと天使 ☆生きることとは?
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依存症の対処法: 「失敗に寛容になる」
依存症に「完治」はありません。
地道な努力を一生続ける。それが人生だと思います。


(・・過食症について)
不幸や寂しさが全くない状態なんてないわけない。
そんな涅槃みたいなものを目標にしても困るんだな。
薬で一発で解決、ということはあきらめる。
食べてごまかすということもあきらめる。

なぜ食べたくなったかということをしゃべる、ということを
地道にやっていく方が効果があると思う。

---- 斉藤 学「家族の中の心の病」

地道な努力を続けるうちに、「努力に必要な苦労の量」は確実に減っていきます。

もちろん、何かの拍子で誘惑に負けて、また依存状態に戻ってしまうかもしれません。けどその場合も、失敗した自分をなるべく責めないようにしましょう。
自分を責めることによって自尊心がなくなると、人間はチャレンジする意欲が減退します。

われわれは人間である以上、完璧ではありえません。不完全な自分という存在を大らかに認めてあげましょう。失敗したら、またチャレンジすればよいのです。
| 矢井田英雄 | 7. 悪い癖を止める習慣 | 11:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
依存症の対処法: 「物理的に離れる」
治療法は、中途半端なことをせず、
その気になったときから一切のギャンブルを完全にストップさせることです。
---- 斉藤 学「家族の中の心の病」


例えば、アルコール依存を治療するとき「量を減らす」というのは治療になりません。
依存症を治すには、依存の対象から完全に離れること以外に方法はありません。

メール・ネットに依存している場合を例に挙げましょう。
まず、(仕事で使わざるを得ない時を除いて)完全にパソコンから離れる時間を持つことです。
試しに、PCから離れた場所(PCのない部屋、喫茶店、図書館、etc.)で 本を読む、書類仕事をするなどして、しばらく時を過ごしてみて下さい。自分がいままでいかに無為な時間を過ごしていたかに驚くことでしょう。

携帯電話のメール機能は、個人的には「癌」だと思っています。なぜなら、携帯メールは物理的に離れることが出来ないからです。しかも、読むのも書くのも非常に時間がかかる。
私はずいぶん昔に携帯のメール機能を使うのはやめました。けど、今まで特に困ったことはありません。メールは1日2〜3回、まとめて一気にPCで処理します。
| 矢井田英雄 | 7. 悪い癖を止める習慣 | 11:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
依存症の対処法: 第一歩 「象徴化」
人間の悩みは、それを言葉で表現できるようになれば、自分の力で解決できる。
--- 斉藤 学「家族の中の心の病」


依存症を克服する第一歩は、「問題の象徴化」です。
上手な象徴化を行うことによって
  1. 正面から自分の現状を見つめること
  2. その現状を、第三者の立場で客体化して観察すること
  3. その観察から、改善方法を冷静に考えること
の3つが可能になります。

次の言葉は、過食症から立ち直った人の言葉です。

「今、おなかが空いている」という言葉を「私は人生が空虚なんだ」ということばに置き換えることが出来れば・・。

今の自分の状態を、人間関係上の挫折感とかそういうものに「言葉」として置き換えられるだけでも違うでしょうね。象徴化というのは大事なんです。

情緒は情緒のままとどまっていると、繰り返し同じようないやな感じになるんです。

感覚のレベルで、何となく「空虚だと感じている」だけでは解決しません。
ことばのレベルで「"空虚だ"と言葉に出す」こと。つまり現状を象徴化して認めてしまうことが、問題解決の第一歩になります。

以上は心理学で言う introspection 法と言われる方法の応用です。

つまり、自分の心身の状態について冷静にレポートすることで悩みが客体化され、心にわだかまりが解消し、問題が解決可能な状態に近づきます。もちろんこれはまだ、問題解決の第一歩でしかありませんが、必要な一歩です。
| 矢井田英雄 | 7. 悪い癖を止める習慣 | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
依存行為が起こるとき
なかなかやめることができない癖を持っている方はいませんか?
過剰なお酒、タバコ、ギャンブル、インターネット使用、セックス依存などです。その他、例えば、
●携帯Eメールが気になって常にソワソワしてしまう(軽いメール中毒)
●つい食べ物に手を出してしまう(軽い過食症)
などなど。

こういった癖がひどくなり、日常生活に支障が出るようになると「依存症」と呼ばれるようになります。
 「・・お酒をやめることは回復の始まりにすぎませんでした。
  それまではやめればどうにかなると思っていたのに、
   『やめても私には何もない』
  ということに気がついたのです。」
   --- 斉藤 学「家族の中の心の病」

依存症は、それほど特別なものではありません。実は誰でもかかる可能性があります。
とりわけストレスの多い現代社会においては、その原因と対処方法をあるていど知っておく必要があります。

原因のひとつは、酒、ギャンブル、携帯メールなどがもつ「習慣性」でしょう。

しかし、もっと根本的な原因が別にあります。その原因は上記の『やめても私には何もない』という言葉に集約されています。

例えば、酒、ギャンブルなどの「依存するもの」をストップすると、それまで「依存するもの」に使っていた膨大な時間と精神エネルギーが完全に自分のものになります。つまり、丸裸の自分自身と正面から対峙することになります。

その時に自分に空虚感があると、やはりまた何かに依存したくなります。

・・余剰なエネルギー、「膨大な時間」に自分が直面して押しつぶされてはじめて「自分は何」という疑問に出会う。どういう言葉で呼ぶかというと、空虚感とか充実感のなさとか。・・
 --- 斉藤 学「家族の中の心の病」
| 矢井田英雄 | 7. 悪い癖を止める習慣 | 18:04 | comments(1) | trackbacks(0) |
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習慣についての言葉
  • 人生は選択の連続
    --- 「ハムレット」(シェイクスピア).
  • 人が習慣を作り、習慣が人を作る。
    --- ドライデン
  • 単に欲求に突き動かされるのは奴隷であり、 自分が作った法に従うことこそが自由である。
    --- ルソー
  • 「一日のうちでもっとも爽快で歓喜に満ちた時間は、 一般に、ベッドの中で過ごされているのだ」 ということを、朝の空気を味わったことがある人なら誰でも知っている。
    --- Robert Southey
  • "クレメンスは「休日は登板日だけ」という厳しい鍛錬を続けていることで有名だ。"
  • 大きなストレスに襲われた時、すぐに自分に問いかけよう。
    「自分が最も大切にしている "価値観" と "信念" に沿っていて、最も知性あふれる反応は何か?」
    ---ジム・レーヤー
  • 精神、肉体、感情が完全にバランスを保ち、ストレスと回復の間を軽やかに生き生きできるようになったら、思いのままに「理想的な心理状態(IPS)」を呼び起こす準備は整ったことになる。これがスポーツ選手のいう「乗っている」「負ける気がしない」状態だ。この状態では意識して考えなくても自然とうまく物事が進んでいくことが多く、落ち着き、自身、やる気、ポジティブなエネルギー、リラックスを感じ、どんな状況下でも道を切り開いていける。
    われわれは、人間はいつでも必要な時にこの状態になることができるという驚くべき事実を発見した。徐々にバーベルを重くしていくことで肉体を鍛えられるように、精神と感情も、最高のIPSを目指して計画的に訓練することができるのだ。 ---ジム・レーヤー
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私の日々の習慣

良い習慣を身につけるために私が毎日やっていることがあります。
それは、自分が身につけたい習慣を書いたテキストファイルを毎日確認して修正することです。例えば、

  • 朝、(晴れていたら)太陽の光を浴びて、体内時計を調節すること。
  • 夜、風呂に入る前に日記を書くこと。

などです。身につけたい習慣をこのファイルに書いておけば、毎日、自動的に確認することができるので便利です。

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